2026.05.18 【次世代自動車用部品特集】ケル 高速通信、ハイパワーをテーマに製品提案
ケルは、自動車の技術進化に向けた製品開発を強化している。同社は「人とくるまのテクノロジー展2026 YOKOHAMA」に出展し、「高速通信」「ハイパワー」をテーマに駆動系や制御系の各種アプリケーションに向けた製品提案を行う。
高速通信対応では、開発中の0.5mmピッチ・スタック接続用コネクター「JIシリーズ」を出品する。統合ECUやHPC(ハイパフォーマンスコンピューター)などの用途に向け開発を進めている高速伝送用コネクターで、伝送特性はスタックでPCIe
5.0に相当する。極数は20~200極。スタック高さ10~35mm。電源端子はなし、または4ピン。フローティング量は最大X、Y±1.2mm。電流容量は1ピン当たり6A(電源)。使用温度範囲-40~+125℃となっている。
ハイパワー対応では、開発中の大電流バッテリー用コネクター(大電流ドロワーコネクター)「FGシリーズ」を紹介する。大電流を伴う設備のバッテリーと本体の接続に向けた製品で、信号端子は2点接触、電源用端子は8点接触による高い接触信頼性。電源用端子は1端子につき40~50Aの対応を予定している。極数は電源用端子2極、信号用端子6極を予定。X方向に±3.5mm、Y方向に±2.8mmの誘い込み機構を搭載。プラグ側コネクターのねじ止め部分の可動により最大XY方向±0.7
mm吸収が可能となった。
FGシリーズは今年6月の販売開始を予定し、小型電動モビリティーなどの本体とバッテリーの接続用圧着ケーブルコネクターとして提案する。
このほか、フローティングコネクターの「DTシリーズ」や電源端子付き「DT-Eシリーズ」、1.5mmピッチ・ドロワーコネクター「FASシリーズ」、インパネ周りなど映像機器接続用途で引き合いが増加している0.4mmピッチ細線同軸コネクター「ASLSシリーズ」など多彩な製品を紹介する。








