2026.05.21 ページ運用に未活用36.5% 無料SEO診断などで成果支援 ペライチ、生成AI活用を調査

 ペライチは20日、ペライチ登録ユーザーを対象に実施した「Web集客・ページ運用における生成AI活用実態調査」の結果を発表した。仕事や事業で生成AI(人工知能)を継続利用する274人のうち、Webページ運用にAIを使っていない回答者は36.5%に上った。AIを日常的に使いながら、Web集客の改善につなげられない実装ギャップが浮き彫りになった。

 調査は2026年3月10~16日にオンラインで実施し、有効回答数は306件となった。直近1カ月の生成AI利用頻度は「ほぼ毎日使う」が49.3%、「週に数回使う」が22.9%で、約7割が高頻度でAIを活用していた。一方、Webページの公開・更新にAIを使っている割合は35.6%にとどまった。

 ページ運用でAIを使う際の壁は、「指示の出し方が難しい」が39.5%で最多となった。「内容の正確性が不安」が36.9%、「権利面が不安」が27.8%、「自社らしく整えにくい」が26.8%で続いた。AIで下書きは作れても、公開判断や自社らしい表現への調整で手が止まる実態が示された。

 今後欲しい支援では、「目的別プロンプト例」と「集客導線の診断」がいずれも18.6%で最多を占めた。自由記述では「AIの出力品質・ブランド調整の難しさ」が51件と最も多く、「著作権・正確性への不安」が41件、「プロンプト・操作方法の支援要望」が31件で続いた。

 ペライチは調査結果を踏まえ、グループ会社のラクスルが提供する「ラクスルホームページ」への制作基盤提供を通じ、中小・個人事業者のWeb活用を支援する。同サービスは、チラシなどの情報をAIで分析し、ホームページの構成やデザインを自動生成する「任せられるAI×ホームページサービス」として展開している。

 既にペライチでページを公開している事業者には、無料のSEO(検索エンジン最適化)診断を提供する。公開中のページURLと狙いたいターゲット像を入力すると、専任Webマーケター監修のもと、検索上位サイトとの比較から改善ポイントを分析する。検索キーワード、ページタイトル案、競合との相対スコア、更新頻度などを盛り込んだレポートをPDF形式で納品する。

 ペライチは、AIを使う事業者には下書きから公開・成果につなげる支援を、AIを自ら使いこなすことを前提としない事業者にはノーコードのページ作成やSEO診断を提供し、中小・個人事業者の事業成果創出を後押しする。