2026.07.09 神奈川・鎌倉で里山保全活動実施 子ども向け環境教育活動も 三菱電機

三菱電機が神奈川の鎌倉中央公園で里山保全活動を実施した

子どもたちは紙芝居で環境への理解を深めた子どもたちは紙芝居で環境への理解を深めた

 三菱電機情報技術総合研究所など神奈川県内の5事業所は4日、鎌倉中央公園(神奈川県鎌倉市)で里山保全活動を実施した。山崎地区の谷戸の生態系保全活動に加え、子ども向けの環境教育活動が行われた。

 同社は、2013年から事業所周辺の身近な自然を回復させる活動として、継続的に「里山保全プロジェクト」に取り組んでいる。25年度からは活動の場を山崎地区の谷戸にまで拡大。特定非営利活動法人「山崎・谷戸の会」の協力のもと、谷戸の景観や生態系の保全活動を実施している。

 山崎の谷戸は、かつて水田耕作や畑作、山の手入れが代々行われ、森林作業の副産物が循環利用されていた里山の暮らしを今に伝える貴重な場所だ。現在でも、当時の姿をとどめる谷戸の景観が保全されている。

 今回は、26年度の第1回目の活動として、32人の同社従業員とその家族が参加。谷戸の景観と生態系を守るため、水田の草取りや収穫された麦の脱穀に取り組んだ。

 小学5年生以下の子どもたちに向けた環境教育活動も実施。生き物や植物の観察では、公園内の小さな虫に加え、珍しいオニヤンマなどを間近で観察し、自然への関心を深めた。谷戸に生息するヘイケボタルについて学ぶ紙芝居も披露され、環境への理解を深める機会となった。

 同社は、今後も地域と連携しながら里山保全活動を継続し、生物多様性の保全や次世代への環境教育に取り組んでいく。