2026.07.27 【半導体総合/エレクトロニクス商社特集】ロチェスターエレクトロニクス コリン・ストローサーEVP 新たな長期供給保証アシュアランス提供 持続可能な半導体供給網の構築目指す
ロチェスターエレクトロニクスは、世界の主要半導体メーカーが製造中止した(EOL)製品をオリジナルメーカーに代わって継続的に供給する半導体メーカーおよび代理店。オリジナルメーカーに認定された製品のEOLビジネスと現行品ビジネスの2事業を柱とし、グローバルで事業拡大を続けている。
同社はこのほどEOLビジネスを強化する新たなサポートプログラム「TLS360」を発表した。TLS360は標準的なメーカーのライフサイクルでは製造中止となる製品も供給を継続し、長期ライフサイクルシステムをサポートできるよう設計されている。今年7月をめどにグローバルで提供を開始する計画だ。
TLS360の対象として指定された製品はオリジナルメーカーに認定された正規品。半導体などの業界標準を策定するJEDECが公開しているライフサイクル定義と変更通知運用に準拠して管理されている。
コリン・ストローサー エグゼクティブバイスプレジデント(EVP)は「これまで当社が長年にわたり築き上げてきた半導体ライフサイクルソリューションの実績を拡張し、重要な半導体製品を長期供給確保、拡充する次世代のプログラムを提供する。TLS360により顧客はEOLに伴う設計変更や場当たり的な調達対応に追われることなく、長期にわたり生産を継続することができる」と話す。
TLS360は、テキサス・インスツルメンツ(TI)、アナログ・デバイセズ、NXP、インフィニオンなどの製品ファミリーを対象にしている。今後、認定プログラムの拡大に伴い、対象となる製品を拡充していく方針。
対象となる各製品は①Micro(1~3年)②Mid(4~6年)③Max(7年以上)──と定義されたライフサイクル期間が割り当てられている。Microは正規在庫を中心とした短期的な計画に基づく供給を行う。Midは戦略的な在庫に加え、再生産ソリューションの対応体制も含む。Maxは再生産ソリューションを含む、設計の基盤となる製品ファミリーに対する長期的な継続性を確保する。
ストローサーEVPは「TLS360を通じてサステナブルな半導体サプライチェーン(供給網)構築に貢献する」と話し、持続的で安定した製品供給を目指す。









