2026.07.31 スマホ向け音声ガイドにリアルタイムAI翻訳 多言語ツアー運営を効率化 パナソニックEW
MORPHONE視聴者画面のイメージ
パナソニック エレクトリックワークスは、スマートフォン向け音声ガイド配信サービス「MORPHONE(モアホン)」に、リアルタイムAI(人工知能)翻訳機能を搭載し、8月1日から提供を始める。
新機能により、ガイド1人で32言語に対応し、最大99人の参加者へ音声と字幕で同時配信することができる。
訪日外国人旅行者の増加に伴い、観光業界では多言語によるガイドニーズが高まっている。
一方、外国語対応ガイドの確保や多言語ツアーの運営には人員確保・コスト面での課題がある。特に多国籍の参加者が混在するツアーでは、言語ごとにガイドやツアーを分ける必要があるなど、運営負荷の増大が課題となっている。
従来の音声ガイドサービスでは、専用端末の準備や貸し出し・回収といった運用負担もあり、より効率的なガイド運営を求める声が高まっていた。
MORPHONEは、参加者自身のスマートフォンを利用する音声ガイド配信サービスとして、街歩きツアーや観光ガイド、バスツアー、文化体験など幅広いシーンで活用されている。
今回新たに搭載したリアルタイムAI翻訳機能により、ガイドは普段どおり日本語で案内するだけで、多国籍の参加者へ同時に情報を届けることができる。インバウンドツアーでの運営負荷の軽減や参加者の満足度向上を支援する。
リアルタイムAI翻訳機能は、ガイドが日本語で説明した内容をAIが即時翻訳し、参加者へ音声と字幕で配信する。参加者は、同時翻訳できる最大10言語の中から希望する言語を選択できる。
翻訳内容は字幕でも表示されるため、周囲の環境音が大きい場面でも内容を理解しやすく、より質の高いツアー体験を実現できる。
料金体系はサブスクリプション型に刷新。視聴人数に応じた月額料金で利用できるようになった。
ツアーや施設案内などを定期的に実施する事業者は、利用回数を気にすることなく、継続的に活用できるため、導入しやすさが高まる。
リアルタイムAI翻訳機能はオプションサービスとして1分当たり60円で追加可能。多言語対応が必要な場面に応じて柔軟に利用できる。
料金プランは、視聴人数が30人までの月額利用料(税抜き)で6万円、50人までが8万円、99人までが15万円。
同社は、MORPHONEの機能拡充により、観光、工場見学、企業ショールーム、展示会、文化体験など幅広いシーンでの活用を促進していく。








