2026.09.28 【関西地区特集 関西流通・情報通信】関西家電市場、秋商戦へ準備 新店・改装や合展で需要獲得
コスモス・ベリーズが開催した「レディースサミットinタイガー」
関西地区の家電流通市場は、残暑が続く中、秋商戦に向けた準備が進んでいる。量販店では新店のオープンや既存店のリニューアルが相次ぐ。地域店は商談会や勉強会で商品知識を高めるとともに、各地で合展を開催し、秋・冬商戦を盛り上げる。
量販店、新規出店・改装相次ぐ
関西ケーズデンキは17日、桜井店(奈良県桜井市)をオープンした。近鉄大福駅から徒歩20分程度の県道105号線沿いに立地し、周辺にはJoshin桜井店やヤマダデンキテックランド桜井店、ヤマダデンキテックランド橿原店など競合店が多く出店している。
約3966 Fの広い売り場を生かした品ぞろえに加え、ケーズデンキの特徴である現金値引き、長期無料保証制度、親切な接客で来店につなげていく。
ヤマダデンキは、8月8日にテックランド西神戸店(神戸市西区)を、9月12日にテックランド京都八幡店(京都府八幡市)をリニューアルオープンした。
テックランド西神戸店は、親子3世代の来店を目指し、おもちゃ売り場やリフォームコーナーを拡張。電動ソファやゲーミングパソコン(PC)など新商材の取り扱いも始めた。
売り場も大幅に入れ替えた。2階にモバイル、PC、テレビなどの黒物家電を配置し、洗濯機などの白物家電コーナーを3階に移した。クレーンゲームやカプセルトイなどを集めたアミューズメントコーナーや、Z世代をターゲットに韓国コスメ、サンリオのキャラクターグッズを集めた「ワイラボ」も設置した。
同店周辺は工場地帯で、シングル需要が高いことから、リユース家電の展示台数を従来の約5倍となる約120台に増やした。
地域店、商談会で知識高める
地域店は、秋・冬商戦を前に商談会や勉強会を実施し、商品知識を高めている。
コスモス・ベリーズは8月、タイガー魔法瓶の本社(大阪府門真市)で女性従業員を対象とした「レディースサミットinタイガー」を開催した。関西地区に店舗を持つ加盟店を中心に全国から17人が参加。ショールームと工場の見学や、タイガーの炊飯器を使った調理体験を通じ、同社製品の訴求ポイントを学んだ。
京都府電機商業組合(河村泰三理事長)は14日、福知山三段池公園「武道館」(京都府福知山市)で「2026年儲(もう)かる研修会&商談会」を開催した。商談会には約20人の組合員が参加。同商組と取引のあるオーム電機や光洋電機など6社がブースを設けた。今年度から業務提携したパナソニックホームズ京都も商品をPRした。
各社の担当者による商品紹介の後、参加者は各ブースに分かれて商談を行った。
パナソニックマーケティングジャパン西日本支社は、10月にパートナーズ商談会を開催する予定だ。
各地では合展の開催も計画されている。パナソニックショップ(PS)会は10月、インテックス大阪(大阪市住之江区)で合展を開催する。
三菱電機ストアは11月、神戸市で合展を実施する予定だ。
京都商組は11月、京都市勧業館「みやこめっせ」(京都市左京区)で組合店が参加する合展を開く。主要メーカーや同商組と取引のある企業が協力し、商品を展示する。










