岩崎電気のオリジナルキャラクタ「アイちゃん」が、日本全国のゆるキャラナンバーワンを決定する「ゆるキャラグランプリ2020」にエントリーしている。エントリーは2年連続2回目。

　アイちゃんは、1955年の中頃からランプを包む包装箱に描かれていたキャラクタ「アイチャン」が始まりだ。社是が「人」「己」「仕事」「会社」「社会」に対する“愛"であること、商標登録の1つに“アイ"があること、アイランプに親しみを持ってもらいたいという願いを込めたこと―の3点が名前の由来になる。

　より親しみを持ってもらうために、06年1月に現在のアイちゃんに変更した。照明メーカーがゆるキャラを前面展開するのは珍しい。

　昨年ゆるキャラグランプリにエントリーしたアイちゃんは、361種類(企業・その他部門)のエントリー総数の中で5689票を集め、59位となった。今回で最後となるゆるキャラグランプリでは、「30位以内のランクインを目指す」(広報宣伝室)と意気込む。

　1日から始まった投票は9月25日まで受け付けている。企業・その他部門では今回、293種類のゆるキャラがエントリーしている。10月3、4日に岩手県滝沢市で開催する「ゆるキャラグランプリ2020 THE FINAL 未来へつなぐ いわて幸せ大作戦!!」で決選投票が行われる予定だ。