2020.07.30 【電子部品技術総合特集】30年のけん引役CASE、ロボット、次世代通信など

 主要電子部品メーカー各社に、「10年後の2030年に電子部品業界の新たなけん引役となっていると予想されるマーケット」(複数回答)についてアンケート調査を行った。

 回答19社でポイントを集計したところによると、最も多かったのは「CASE」の60ポイント。

 以下、「ロボット」「次世代通信」「医療機器/ヘルスケア」「スマートハウス関連」「IoT機器関連」と続いている。

 自動車は、今後の電子部品市場の成長を支える最重要市場の一つとして、大半の電子部品メーカーが、短期・中長期の両面でR&Dを強化している。ロボットは、市場の自動化ニーズの高まりを背景に、産業用ロボット・非産業用ロボットともに高い成長が見込まれる。

 次世代通信は、5G本格普及への期待とともに、次々世代の6Gへの関心も高まっている。

 医療エレクトロニクス分野も、電子部品のけん引マーケットとして重要視されている。