NTTドコモ四国支社と日本コミュニティ放送協会四国地区協議会（日本コミュニティ放送協会）と、同協議会に加盟している四国のコミュニティFM7局は、「災害時情報提供に関する相互協力協定」を14日に締結した。

　同協定は四国における災害などの発生時に効力を発揮するものとなる。災害などが発生した際、ドコモは同協定に基づいて「災害用伝言版」の提供開始や、「復旧エリアマップ」といった災害対策情報を日本コミュニティ放送協会とFM7局に提供する。

　FM7局が放送エリア内の地域住民にラジオ放送やホームページ、SNSなど災害対策情報を発信することによって、住民は被災者の安否情報や携帯電話の利用できるエリアなどを確認することができる。

　災害時情報提供に関する相互協力協定の概要は次の通り。

　▽相互協力事項＝ドコモが提供する災害対策情報を、今回協定を結んでFM7局が放送エリアへラジオ放送やホームページ、SNSなどで情報を提供する。▽ドコモが提供する災害対策情報＝①災害用伝言版の提供開始②「災害用音声お届けサービス」の提供開始情報③復旧エリアマップ④お客さま支援措置に関するお知らせ⑤避難所支援情報。

　なお、協定を締結した四国のFM7社は次の通り。

　エフエム高松コミュニティ放送（高松市）、エフエム・サン（香川県坂出市）、今治コミュニティ放送（愛媛県今治市）、ハートネットワーク（同新居浜市）、宇和島ケーブルテレビ（同宇和島市）、高知シティエフエムラジオ（高知市）、エフエムびざん（徳島市）。