2020.10.01 東芝エネルギーシステムズ、DXで存在感火力発電所向け機器の信頼性向上へ保守技術の開発着手
東芝の発電設備が納入されたオーストラリアのベールズポイント火力発電所
東芝エネルギーシステムズが、エネルギー分野の「デジタルトランスフォーメーション(DX、デジタル変革)」を支援する事業に力を入れている。火力発電所向け主要機器の信頼性向上を後押ししようと、機器の寿命予測や故障の予兆検知を行う技術の開発に着手。合繊大手からはIoTを活用し自家発電所の運用を最適化するシステムを受注した。これらを弾みに、DX分野で同社が活躍する舞台が広がりそうだ。
火力発電所を支える保守技術の開発は、新エネルギー・... (つづく)