2020.10.23 【電波時評】人とAIが手塚漫画を協働創作

 漫画家、手塚治虫(1928-89年)の作品をAIに学習させ、人と協働して新作漫画を創るプロジェクト「TEZUKA2020」のメンバー、栗原聡慶大理工学部教授の講演をこのほど聞いた。

 この企画はメモリー開発のキオクシアなどが進めた〝#世界新記憶〟キャンペーンの第1弾で、AIが学習した手塚作品のデータから、漫画のプロットやキャラクタ原案を生成。クリエータがシナリオ化して作品に仕上げた。新作「ぱいどん」として2月に発表されたが栗原...  (つづく)