2020.11.24 ティアックがヘッドホンの次世代モデルテスラドライバー搭載

「T1 3rd Generation」(左)と「T5 3rd Generation」

 ティアックは、beyerdynamic社製テスラテクノロジー搭載ヘッドホンのフラグシップ次世代モデル「T1 3rd Generation」と「T5 3rd Generation」を28日から販売開始する。価格はオープン、参考価格(税別)は12万円。

 穏やかにブーストさせた低音による広々とした音場表現で、温かみのあるサウンドが特徴の開放型のT1と、クリアに際立つボーカルやリアルな楽器サウンドが生演奏を彷彿(ほうふつ)させる密閉型のT5のラインアップとなる。

 T1とT5は、「Holistic Design (全体的、完全体のデザイン)」というコンセプトを基に、音響特性に関わる全パーツと素材の見直しが行われた。

 その結果、エレガントな見た目だけでなく、強化されたサウンドパフォーマンスや耐久性の向上など、総合的に考え抜かれたラグジュアリな使い心地を実現した。

 beyerdynamicの代名詞とも言える独自開発のテスラドライバーは、電気信号だけでは表現できなかった高い解像度、広いダイナミックレンジ、歪みの低減を1テスラ(1万ガウス)を超える強力な磁力によって実現するbeyerdynamic独自のドライバーテクノロジー。

 第3世代へと進化したテスラドライバーは、一つ一つ計測され数値がマッチしたペアでヘッドホンに搭載されている。従来の優れた音場表現である、高解像度で透明感あふれるシグネチャサウンドを基盤として残しつつ、一音一音キメ細やかに再現するチューニングが施されている。