2020.12.10 ワイヤレスイヤホンの機能向上テクニクス/パナソニック、ファームウエアのアップデート
左から「EAH-AZ70W」「RZ-S50W」「同30W」
パナソニックは、4月発売のテクニクスとパナソニックの完全ワイヤレスイヤホンにおいて、快適なリスニングを楽しめるよう、操作性・接続性を向上した本体のファームウエアとアプリケーションのアップデートを開始した。
専用アプリで外音モードの切り替え・オフの選択をカスタマイズできる(EAH-AZ70W、RZ-S50Wのみ)ほか、タッチセンサー操作を一括で無効にできる。また、機器とイヤホンを接続する際の接続性を改善している。
アプリに外音コントロール操作のカスタマイズができる項目を追加。タッチセンサーの長押しで切り替えるモードを「ノイズキャンセリング」「アンビエント(外音取り込み)」「外音コントロールオフ」から選択できるようになった。
アプリにタッチセンサー操作を一括して無効にする項目を追加。音楽操作(再生/停止、曲送り/曲戻し)、音量操作、電話操作、外音コントロール、音声アシスタントの全ての項目を無効に設定できるようになる。ペアリングや工場出荷に戻す操作などは、設定の有無にかかわらずタッチセンサー操作ができる。
充電ケースからイヤホン本体を取り出した後、イヤホン左右の間に頭や手指などの障害物がある場合の接続時間を改善した。左右のイヤホンの同期時間の短縮を図り、より快適に接続できる。
イヤホン本体が正しく装着できるよう、装着方法やイヤピースのサイズなどの案内がアプリのメニュー設定画面上から簡単に確認可能になる。10月のファームアップ時は、イヤホン本体とアプリの初回接続時のみの表示だったが、今回のアップデートで、メニュー画面の項目としていつでも確認できるようになった。