2021.01.06 【中・四国版】「世界最高峰の音に触れる」エディオン広島本店

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オーディオイベント開催

 「世界最高峰の音に触れる2日間!」をキャッチフレーズに、中四国最大のオーディオイベント「Audio Fair 2020」がエディオン広島本店(広島市中区)で開催された。同会場に入店するには入り口で検温を経て入店する仕組み。13社の国内外、有名ブランドを一堂に展示し、県外からのオーディオファンも多数足を運んだ。同イベントは、同店恒例のイベントでオーディオファンはもちろん、出展するメーカーも一年の集大成として会場には熱気があふれた。

 同店オーディオフロア担当の大原浩次主任は「新製品で注目の商品を体感しに来られる方も多い」と話す。フェアの告知も例年より控えめとし、招待状は45歳以上の顧客500枚にとどめた。試聴室で実施しているセミナーも「密を避けるため中止にしました」と大原主任は話し、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、やむを得ない措置だという。

 エディオン本店、出展メーカースタッフ、来店客ともどもマスクの着用を義務付けた。また、ソーシャルディスタンスの確保や消毒液での手洗いも励行。オーディオフロアは地上10階だが窓も開け、換気にも注意した。例年はコーナーごとに音を出していたが「密になってしまうので声を掛け合って音出しをしています」(大原主任)など、工夫が随所に見られる。

 D&M(ディーアンドエム)は110周年モデルを販売。ラックスマン95周年モデルプリメインアンプ「L-595A LIMITED」は限定300台。テクニクスの新製品(2月に発売が延期)など、目玉商品を全て見られることが魅力になっている。トライオード真空管アンプの人気も根強い。「ファッショナブルで見る楽しみもあります」と大原主任。

 日頃からコーナーを設けている地元企業オオアサ電子(広島県北広島町)の無指向性スピーカオリジナルブランド「Egretta」。グッドデザイン賞を受賞し、インテリアとしても優れたフォルムは高級感が漂う。「イベントを継続することに意義がある。コロナ禍の中、今年も開催することができ良かった」と大原主任は感慨深げだった。