2021.01.29 京セラがSOFC事業拡大に注力低炭素・脱炭素社会ニーズ対応

京セラブランドの「エネファームミニ」

 京セラは、脱炭素社会をにらみ、固体酸化物形燃料電池(SOFC)事業の拡大に力を入れ、25年度には200億円の売上げを目指していく。

 同社では、高い発電効率が期待できるSOFCの研究開発を1985年から開始。発電の心臓部となるセル、セルスタックについて、ファインセラミック技術をベースに研究を重ね、高出力密度と高信頼性を併せ持つ「円筒平板型セルおよびセルスタック」の開発に成功し、11年にセルスタックの量産化を実現させた。

...  (つづく)