2021.02.25 【関東甲信越特集】関東地方の家電流通市場、コロナ禍の活動続く

スタートアップの新商品を紹介するコーナー(ビックカメラ新宿西口店)

 関東の家電流通市場では、首都圏を中心に、新型コロナウイルスの影響が色濃く出ている。首都圏では緊急事態宣言が3月7日まで発令されており、都市部の家電量販店は来店客が戻っていない。巣ごもり需要はあるとはいえ、郊外型の利用が増えている状況が続き、都市型と郊外型とで量販店の業績も明暗が分かれている。地域電器店も感染症予防に注意を払いながらの活動が続く。流通関係者の間では、ここ1年の巣ごもり需要の反動減に対する警戒感も高まり始めている。

  (つづく)