2021.03.19 【電波時評】コロナ禍で問われるスキル重視の組織改革
社員が職場で発揮すべき能力を明確化し、適材適所に配置する--。新型コロナウイルスの感染拡大を機にリモートワークに移行する動きが幅広い業種で広がる中、大手企業の間でスキルを可視化する取り組みが活発化しようとしている。その1社が日立製作所だ。4月から、職務内容を明確化して成果で処遇する「ジョブ型」人事制度を一般社員にも拡大する。21年の春季労使交渉(春闘)で、約2万3000人の組合員を巻き込んだ議論を実施。労使間でジョブ型への本格移行に向けた方向性に... (つづく)