2021.05.25 古河電工がライフサイエンス本格進出光技術など活用、30年度1000億円超目指す

 古河電気工業は24日、ライフサイエンス分野に本格的に進出する計画を発表した。フォトニクス(光)関連の技術を軸に、医療関連の製品や技術などの開発を推進。2030年度で1000億円超の売上高を目指す。その一環として、小型分析装置などを手掛けるアトナープ(東京都港区)への出資と共同開発契約の締結も発表した。

 同社には四つのコア技術(メタル・ポリマー・フォトニクス・高周波)がある。このうち、特にフォトニクスは従来、通信分野で展開。平...  (つづく)