2019.11.06 三井化学などが開発 眼球手術訓練シミュレータが19年度グッドデザイン賞受賞

眼球手術訓練シミュレータ「Bionic-EyE」

 三井化学と名古屋大学は、東京大学とともに内閣府「ImPACTプロジェクト」によるオープンイノベーションで開発した眼球手術訓練シミュレータ「Bionic-EyE」が、19年度グッドデザイン賞を受賞した。同シミュレータはヒトの目に近い眼球モデルを搭載している。

 現代社会では、失明原因の第1位である緑内障患者が増加。そうした中、緑内障手術における白目の薄切りと縫合という難易度の高い手術工程において、若手医師の早期育成が喫緊の課題と...  (つづく)