2021.07.07 【ルームエアコン特集】パナソニック「エオリア」Xシリーズ 熱エネルギーを有効活用

「エオリア」Xシリーズ

 パナソニックの主力商品は、高濃度ナノイーX搭載でカビに強い「エオリア」Xシリーズだ。今まで無駄に捨てていた熱エネルギーを冷房にも有効活用し、〝極上冷暖房〟を実現する新・エネチャージシステムも搭載、快適性でより進化している。

 Xシリーズは、新たに加湿空気清浄機とのIoT連携も実現。高温環境でもしっかり冷房するなど、快適性・利便性・清潔性、省エネ性がさらに向上している。

 エオリアは、業界に先駆け遠隔操作を可能にしてきたが、2021年モデルでは、加湿空気清浄機と無線LAN接続し「うるおい暖房」を実現、暖房時の乾燥を防ぐ。

 また2台使いにより、部屋の上部はエアコンで、下部は加湿空気清浄機を使うことで、単独で使うときよりも集じん能力が向上する。例えば空気清浄能力20畳相当のエアコン(CS-X401D2)と空気清浄能力40畳相当の加湿空気清浄機(F-VXT90)を使用した場合、合計60畳相当の集じん能力できれいにできる。

 エネチャージシステムは、従来排出される熱エネルギーを効果的に暖房時の霜取り運転に活用し、暖房を止めずに快適な環境を実現。21年モデルは回路構造の変更で、新たに冷房にも応用した。

 新・エネチャージシステムでは、設定温度を維持しながら除湿もする「快湿制御」を実現、10%の省エネにつなげた。

 また、独自の駆動制御と圧縮機メカ部の最適化により、コンプレッサーの最大回転数をアップさせ、「快速制御」を実現。冷房の立上げスピードが15%アップしている。