2021.07.26 マイクロフォーサーズシステム用交換レンズパナソニックが第2弾製品

マイクロフォーサーズシステム用交換レンズ H-X2550

 パナソニックは、デジタル一眼カメラLUMIX Gシリーズで採用している「マイクロフォーサーズシステム規格」に準拠した大口径F1.7シリーズの第2弾として、「H-X2550」を8月26日から発売する。価格(税込み)は24万2000円。

 新製品は、50~100㎜の望遠ズームレンズで、ライカの厳しい光学基準をクリアし、世界で初めて標準から望遠のズーム全域でF1.7「SUMMILUX(ズミルックス)」の明るさを実現した。静止画・動画撮影ともに、新製品1本で、標準から望遠領域まで幅広い撮影ができる。

 それぞれの焦点距離で大口径単焦点レンズに迫る優れた描写性能、美しいボケ表現により、ポートレートズームレンズとして楽しめる。また、印象的なマクロ表現を可能にするため、最短撮影距離を0.28メートル、最大撮影倍率も0.42倍の近接撮影も実現した。

 フォーカスにリニアモーターを採用することで、高速・高精度なAF制御はもちろん、動画撮影に配慮した静音性も実現。さらに、高品位な映像制作に向け、ズーム全域でブリージングを抑制し、絞りをマイクロステップで制御することにより、スムーズな露出変化を可能にした。

 滑らかな絞り値の変化を可能にするクリックレス仕様の「絞りリング」や、AF/MFの切り替えを瞬時に行え、MF時は精密なピント合わせを可能にする距離目盛りを記載した「フォーカスクラッチ機構」を搭載した。

 新製品により、パナソニックの「マイクロフォーサーズシステム用交換レンズ」は32本となり、レンズ交換による表現の楽しみをさらに広げていく。撮影目的やスタイルに合わせてボディーとレンズの組み合わせが広がることで、カメラ愛好家から初めてデジタル一眼を手にする初心者まで、幅広く写真撮影、動画撮影の楽しみを提案する。