2021.10.15 東北大金材研、平面型単一素子で3次元磁場検出3次元磁気センサー小型化に期待

 東北大学金属材料研究所の塩貝純一助教、藤原宏平准教授、野島勉准教授、塚﨑敦教授らの研究グループは、強磁性体Fe-Snナノ結晶薄膜素子を用いて、平面型単一素子による3次元磁場ベクトルの検出を実証した。

 この成果は、3次元磁気センサーの小型化の実現だけにとどまらず、強磁性体を使った新たな機能性センシング素子の開発に貢献するものと期待される。

 磁気センサーは磁気メモリーの読み出し、電子コンパス、自動操縦のた...  (つづく)