2021.10.18 実空間とデジタルつなぐ「コモングラウンド」人と自律ロボットの「共生」へ

テクノロジー・ラボラトリー活動拠点などをプレゼンする資料から

 現実の都市空間や建築空間を3Dデータ化(デジタル化)し、現実と同様の環境をデジタル上で再現することで、シームレスにつなぐ。そうした研究を、建築家で東京大学生産技術研究所の豊田啓介特任教授が中心となって進めており、汎用(はんよう)領域を「コモングラウンド」と名付けた。研究を後押しする形で今月、東大生研とPwCコンサルティングは、寄付研究部門を設けるほか、東京・大手町に新設した「テクノロジー・ラボラトリー拠点」に東大が協力するなどの提携を発表。モビリ...  (つづく)