2019.11.25 【デジタルカメラ特集】パナソニック ミラーレス「Sシリーズ」
「DC-S1RM」(24-105㎜F4標準ズームレンズ付属)
パナソニックは年末商戦に向け「ルミックス」シリーズにおいて初の35㎜フルサイズイメージセンサー搭載のミラーレス一眼カメラ「ルミックスS」シリーズと、ファームウエアにより大幅に機能を拡張したミラーレス一眼上位機「G9PRO(プロ)」を前面に訴求していく。
Sシリーズは、新開発のフルサイズCMOSセンサーと独自のヴィーナスエンジンにより上位機のS1Rは有効画素数4730万画素を、S1は2420万画素を実現。S1Rはプロ写真家も納得する細部まで忠実に美しい描写ができる。S1はISO100-51200の幅広い常用感度域によって暗所の描写力に優れるほか、静止画だけでなく高画質な動画の撮影に適する。
レンズも充実してきた。レンズは51.6㍉㍍の大口径による高画質撮影などが特徴のLマウントを採用しており、製品も6本まで増えた。ライカとシグマとパナソニックの3社で組む「Lマウントアライアンス」発足から1年が経ち、「各社からの製品も発売され、レンズの選択肢も広がっている」(パナソニック)という。
年末に向けてはG9プロも訴求していく。G9はミラーレスデジタル一眼カメラのフラグシップ機として、高速連写と高画質撮影ができる特徴がある。このほど、SシリーズとGシリーズのファームウエアのアップデートも実施。G9はAF(オートフォーカス)機能が進化し、これまでの人体認識AFに加え、動物認識AFにも対応した。動物撮影の際の一瞬を逃さない。今回、併せて動画撮影機能も強化されているため、撮影の幅は広がっている。
販促支援も進めていく。新たに年末キャッシュバックキャンペーンを行い、Sシリーズ、Gシリーズとレンズの対象商品を購入すると最大10万円をキャッシュバックする。
【デジタルカメラ特集】目次
●各社から新製品出揃う、高付加価値製品の需要増で単価アップ続く
●パナソニック ミラーレス「Sシリーズ」
●富士フイルム ミラーレス「X-Pro3」