2021.12.20 東亜DKK 応用分析計の生産棟新設マザー機能を担う生産拠点
狭山テクニカルセンターに新設する生産棟の完成イメージ
東亜ディーケーケーは、狭山テクニカルセンター(埼玉県狭山市)内に、東京エンジニアリングセンター(東京都東大和市)の応用分析計の設計製造機能を移転統合する。
老朽建物を改築した上で、狭山テクニカルセンター内に生産棟を新設。既存の山形と岩手の2工場を量産拠点としつつ、狭山では製品開発から量産化へのスピードアップを実現するマザー工場機能の確立を図る。
併せて、狭山では高機能物流拠点として、アフターサービスやEコマースに対応する製品・部品の即納体制も強化する。
新たな生産棟は延べ床面積約8200平方メートル、地上4階建て鉄骨造。多用途生産ラインや新製品量産試作ライン・試験設備、自動倉庫を備えるほか、BCP対応として主要製品の代替生産も担う。
省エネの取り組みと太陽光発電などの採用で年間のエネルギー消費量収支をゼロにするZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)を目指す。
完成は2024年2月を予定する。