2021.12.24 日立アステモが不適切行為試験未実施など2000年ごろから続くものも

会見で謝罪するコッホ氏(右)ら

 日立Astemo(アステモ)は22日、ブレーキ構成部品とサスペンション構成部品で、試験の未実施など不適切行為があったと発表した。2000年ごろから不適切な検査が続いていたものもある。不適切行為は是正した上で、安全性や性能は確認できたとしている。同社は社外弁護士による特別調査委員会を設置。事実関係や発生原因の調査を来年半ばをめどにまとめ、処分も決める。

 問題が分かったのは、山梨工場(山梨県南アルプス市)で製造するブレーキ構成部...  (つづく)