2022.01.31 レクザム、基板コーティング装置拡充エントリーモデル販売

基板コーティング装置を展示(「ネプコンジャパン」)

 レクザムは、基板コーティング装置「Pegasusシリーズ」の機種を拡充し、エントリーモデル「Pegasus-300F」を販売を開始した。

 基板コーティング装置は、プリント基板の保護には欠かせない防湿剤の塗布を行う装置で、2021年にインラインタイプの「Pegasus-600I」を発売した。同600Iは、直感的な操作と2種類の塗布ノズル(フィルムコート型、ニードル型)により、最適塗布条件を実現するだけでなく、カメラ内蔵により塗り残し・飛び散りの自動検査で基板製作サポートに貢献する。

 新発売の同300Fは、コストパフォーマンスに優れた卓上型で、設置場所を選ばない。フィルムコートノズルにより防湿剤を高速塗布できるほか、同600I同様に内蔵カメラによるティーチングと検査機能を搭載する。単体での運用のほか、オプションの専用架台、カバーを併用することで、インラインシステムとしても運用できる。

 両機種とも対象基板は最小50×50ミリメートル~最大330×250ミリメートル(基板厚0.5~2.0ミリメートル)、塗布範囲は330×250ミリメートル、大きさは幅770×奥行き960×高さ1490ミリメートル(インラインタイプ)。

 同社は「ネプコンジャパン」に出展し、基板検査装置とともに基板コーティング装置を展示した。