2022.02.07 チノーが走査放射温度計高速・高解像度で温度分布測定
チノーの走査放射温度計。Modbus/TCPに対応しPLCとの連携が容易だ
チノーは、走査放射温度計「IR-NAシリーズ」を発売した。高速・高解像度で温度分布を正確に捉え、製品の品質管理向上が期待できる。
一般的な放射温度計は1個の受光素子で温度を測定するのに対して、素子を4096個並べたリニアアレイを搭載して一軸方向の温度データを取得する。
鉄鋼の熱延鋼板や線材、鋼管溶接部など高速移動物体を150ヘルツの高速走査で幅方向にスキャンし、2次元温度分布データとして温度管理を行える... (つづく)