2022.02.08 HOMEが更新受託 広島平和記念資料館マッピング設備
【広島】広島ホームテレビ(HOME、広島市中区)は、広島平和記念資料館(同)のプロジェクションマッピング設備の更新を受託した。
同資料館の原爆投下を再現するプロジェクションマッピングがよりリアルになり、さらに新システム導入でコストの削減にもつながるという。
18日に新設備機器が稼働開始する。
同資料館は、原爆投下を再現するホワイトパノラマに、2016年からプロジェクションマッピングを採用。原爆の投下前、投下時、投下後の状況をよりリアルに再現し、原爆の悲惨さを訴えてきた。
今回は、設備設置後5年が経過し、設備を更新することになった。入札の結果、同局が受託した。
同局はこれまで、ジアウトレット広島(同佐伯区)の「ワープする路面電車」、石﨑本店ビル(同中区)の巨大LEDウオールなど、数々のデジタルアートを手掛けてきている。
これらの実績や経験を生かして設計した新投影システムにより、コストと堅ろうさを両立する提案をしたことが評価され、今回の受託につながった。