2022.02.10 組み込み用プロジェクションモジュールカシオ、生産現場への導入進む

上部に設置した「LHー200」で作業手順を表示

 カシオ計算機が、新規事業と位置付ける組み込み用プロジェクションモジュール「LH-200」の展開で存在感を発揮し始めた。小型な本体を生かし、生産現場での省人化や作業ミスの低減に貢献するシステムへの導入が進んでいる。エレベーター内やビルのエントランスなどにおける行動支援ガイドとしても提案しており、用途の幅を広げつつある。

 東京エレクトロンデバイスが販売する、ロボットを使ったパーツのピッキングシステムに採用された。開発本部イメージ...  (つづく)