2022.02.15 IoT技術で食品ロス削減冷蔵庫に庫内食材在庫管理機能実装進む

日立グローバルライフソリューションズが発売する新型冷蔵庫は、本体上部のカメラで庫内の状況を撮影し、スマホから確認できるようにしている

 IoT技術を活用して食品ロス削減を図る動きが、冷蔵庫で広がっている。家電各社は、IoTを駆使して庫内にある食材のストック(在庫)状況を把握し、スーパーなどの外出先からスマートフォンで確認できる機能を冷蔵庫に実装し始めた。「買い過ぎ」や同じ食材の「二重買い」などを無くし、適量購入を支援する狙いだ。家電大手が大型品を中心に重量センサーやカメラを使った在庫管理機能を搭載する中、アイリスオーヤマは200リットル台でカメラ付きを製品化するなど、幅広い容量帯...  (つづく)