2022.03.01 富士通、 5G仮想化基地局を開発低消費電力と高性能を両立、今月から提供
富士通は、第5世代移動通信規格5Gを単独で利用可能なスタンドアローン方式に対応し、制御部をソフトウエアで仮想化した基地局(仮想化基地局)を新たに開発した。今月から通信事業者向けに提供を始める。従来の仮想化の課題だった低消費電力化と高性能化の両立を実現し、従来型基地局と比べ二酸化炭素(CO₂)総排出量50%以上削減を目指す。
仮想化基地局は、要件ごとの専用ハードの開発が不要なため、機器調達や構築コストは削減できる。その一方で、... (つづく)