2019.12.20 産総研が技術開発太陽電池の性能低下を抑止 セル表面を透明導電膜で被覆するだけで大きな効果
産業技術総合研究所(産総研)は、太陽電池の性能が短期間で大幅に低下してしまう電圧誘起劣化(PID)を、太陽電池セル表面を透明導電膜で被覆するだけで十分に抑止できる技術を開発した。
今後、実用化に向け、透明導電膜の膜厚を薄くした場合のPID抑止効果を確認するほか、スパッタリング法よりも安価なウエットコーティングなどで形成した透明導電膜によるPID抑止効果を確かめる。
産総研では、10年頃から先駆的にPI... (つづく)