2022.03.25 【関西エレクトロニクス産業特集】パナソニック省エネ・環境ソリューション強化
草津拠点「RE100ソリューション」の実証に用いる純水素型燃料電池
パナソニックは、2030年まで全事業会社CO₂排出実質ゼロや50年までに自社バリューチェーンのCO₂排出規模を上回る削減貢献を果たすとする、新たな環境コンセプト「Panasonic GREEN IMPACT」をグループ全体で拡大していく。
1932年に示された同社の「物も心も豊かな理想社会」を250年計画で実現する創業の使命は、今も同社にとって重要な使命の根源であるとして、パナソニックの「経営基本方針」の実践により、サステナビリティー経営の徹底を図る。
理想社会の実現に向け、さまざまな社会課題に正面から向き合う中で、とりわけ喫緊の課題である気候変動を含む地球環境問題に、グループ全ての事業で最優先に取り組む考えだ。
とりわけ使用エネルギーの大きい照明および空調・換気では30~40%の省エネを図り、ヒートポンプ式温水暖房やコージェネ、車載電池の普及拡大、水素活用におけるRE100ソリューションの実証など多岐にわたる製品の省エネ・環境ソリューションを強化していく。
あわせて仕事やくらしのウェルビーイング実現におけるソリューションも強化し、理想のくらし、しごと、地球環境に貢献し、企業価値を高めていく。