2022.05.20 水中版GPS  筑波大とあおみ建設が共同開発建設機械の水中作業を遠隔操作

水中で稼働中のバックホウ(油圧ショベル)(提供=あおみ建設)

 筑波大学と、海洋土木の大手、あおみ建設(東京都千代田区)は、GPSを使えない水中でも高精度の位置計測を可能にする新しい超音波測位システムを開発した。水中作業用建設機械の遠隔操作、水産分野への応用など、〝水中IoT〟の実現や海洋の建設現場で潜水士に依存していた作業の省力化が期待される。

 筑波大学システム情報系の海老原格准教授と、あおみ建設技術開発部の吉原到副部長らの研究グループによると、現在、陸上や海上では位置情報を得るために...  (つづく)