2022.07.19 東芝ESSがGHG使わないガス絶縁開閉装置を開発東京電力から初号機受注

自然由来ガスを使ったガス絶縁開閉装置

 東芝エネルギーシステムズ(ESS)は12日、自然由来ガスを使ったガス絶縁開閉装置(GIS)を開発し、東京電力側から初号機を受注したと発表した。大手電力関連では国内初とみられる。

 開発したのは、温室効果ガス(GHG)の一種である六フッ化硫黄(SF₆)を使わないもの。今後の需要拡大を見込んでいるほか、変圧器などへの展開も視野に入れている。

 受注先は、東電パワーグリッドの府中変電所(東京都府中市)のリプレース...  (つづく)