2022.08.19 SAR衛星 開発競争活発大幅な小型化で実用化に弾み
Synspectiveの「StriX」
電波の一種であるマイクロ波を使って地表面を観測するSAR(合成開口レーダー)衛星の開発競争が活発化している。アンテナの改良などで大幅な小型化が可能となり、打ち上げコストが低減。地上約500キロメートルの低軌道に複数個のSAR衛星を周回させて地上データをほぼリアルタイムに取得・分析することで、災害対応やインフラ異常の検知などへの応用が期待されている。
短波長のマイクロ波のうち、小型SAR衛星で使われる「Xバンド」は8~12ギガ... (つづく)