2022.08.31 オリンパス、科学事業の子会社を売却へ祖業の顕微鏡を手放す
エビデントの製品の例
オリンパスは29日、工業用顕微鏡など科学事業を手掛ける子会社エビデント(東京都新宿区、登記上は長野県辰野町)の全株式を、ベインキャピタルに売却すると発表した。譲渡価額は4276億円で、譲渡は来年1月の予定。
科学事業の柱である顕微鏡は同社の祖業だが、医療分野に集中を進める一環として、科学事業の外部売却も視野に分社化した経緯がある。今回の譲渡で得られる資金も活用し、内視鏡事業や治療機器事業を中心とした医療分野に注力していくもよ... (つづく)
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