2022.09.20 3連休の各家電量販店、新型iPhoneや調理家電に人気 台風通過で時短も
来店客の関心を集めたiPhone14
台風14号が日本列島を縦断した17~19日の3連休、各家電量販店では台風通過で休業や時短営業を余儀なくされた店舗もあったが、16日に発売されたばかりの「iPhone14」を確かめようと、スマホコーナーを訪れる来店客が目立ったほか、調理家電や白物家電を求める家族連れでにぎわった。
ビックカメラ池袋本店(東京都豊島区)は、17~22日に「池袋感謝祭」と題した売り出しを開催。「食欲の秋」にちなんだ調理家電フェアではホットプレートや炭酸水メーカーなどを展開。商品を吟味する家族連れが多かった。
「おうち時間」を充実させる4Kテレビや洗濯機、冷蔵庫をはじめとする大型家電も台数限定の特別価格で売り出された。
上新電機三宮1ばん館(神戸市中央区)は17、18日は通常通り営業。おもちゃの新製品を買い求める人が多く、同店は「台風に備えるためだったのかも」と推測する。鉄道模型やプラモデルのほか、ゲームソフト「スプラトゥーン3」「ドラゴンクエストX(オフライン)」が人気を集めた。19日は台風の影響により閉店時間を早めた。
ヨドバシカメラマルチメディア仙台(仙台市宮城野区)では、iPhone14への買い替えや調理家電を買い求める人で混雑した。レンジや炊飯器なども動いたほか、湿度の高い日が続いていることもあり、除湿器や台風接近に備えて乾電池、ラジオなどの問い合わせも目立った。敬老の日のプレゼント用に血圧計やシェ―バー、マッサージ機も提案された。
(21日付電波新聞・電波新聞デジタルで詳報します)