2026.02.04 日本精工の25年4~12月期、大幅増収増益 収益改善が進展
日本精工が3日発表した2026年3月期第3四半期(25年4~12月)連結決算(IFRS)は、構造改革を含む収益改善の進捗や、2025年9月1日付でステアリング事業を連結子会社化したことなどにより、大幅な増収増益となった。今年度通期の連結業績予想の上方修正も発表した。
25年4~12月期の連結業績は、売上高が前年同期比10.3%増の6584億6400万円、営業利益が同75.2%増の273億9300万円、税引前利益が同107.2%増の266億3900万円、当期純利益が同244.5%増の135億4300万円。「営業利益は、ステアリング事業の影響を除いても、値上げやコストダウン、生産性改善、構造改革効果などにより、増益を確保できた」(同社)。
セグメント別売上は、産業機械事業は米州でアフターマーケットや半導体製造装置向けの販売が増加し、中国での工作機械向けなどの販売も増加したことで、前年同期比1.6%増の2753億5300万円。自動車事業は、グローバル自動車生産台数が前年同期から上振れしたことや、関税に対して売価添加を推進したことなどにより、同0.8%増の3025億9900万円。ステアリング事業の売上げは577億4700万円だった。
同社は、為替相場が想定に比べ円安傾向で推移していることや第3四半期までの業績推移を踏まえ、今年度通期の連結業績予想を修正し、売上と各利益予想を増額した。修正後の通期連結業績予想は、売上高が9000億円(前回予想=8850億円)、営業利益が370億円(同300億円)、税引前利益が360億円(同290億円)、当期純利益が200億円(同160億円)。








