パナソニックは、室内空質（IAQ）向上に寄与する空質商品が充実している。

　ルームエアコンでは、「ナノイー」比100倍の量のOHラジカル（毎秒48兆個）を生成する新「ナノイーX」を搭載する「エオリア」LXシリーズの提案に力を入れる。

　業界で初めて室外機に、水分を吸湿させる素材として「高分子収着材」を搭載。「ドライ給気制御」で寒くなりにくい快適な除湿を実現するほか、換気や加湿機能も搭載する。清潔で快適な極上冷暖房を実現し、空質改善に貢献する。

　除菌・脱臭に効果を発揮する次亜塩素酸　空間除菌脱臭機「ジアイーノ」では、10月上旬から、新たに家庭用と業務用2機種の計3機種を投入し、機種数を拡充する。

　家庭用ジアイーノの新製品F-MV5400は、「集中クリーンモード」を新搭載し、「除菌・脱臭」「加湿」「集じん」の1台4役で部屋の空気の悩みを解決する。

　集中クリーンモードは、一時的に次亜塩素酸濃度を高めることで、部屋に付着した菌や臭いを通常運転時より集中的に除菌・脱臭する。

　空間に漂い続ける臭いの除去、また布製品に染みつく前と、すでに付着した臭いも取るトリプル脱臭を実現する。

　適用床面積は、F-MV4300（18畳タイプ）のサイズそのままに21畳（35平方メートル）まで対応する。

　加湿空気清浄機では、プレミアムタイプの新製品F-VXV90を11月10日から発売する。ナノイーX（48兆）と、「3Dフロー花粉撃退気流」を搭載し、花粉抑制時間を大幅に短縮する。

　ナノイーX（48兆）は、ナノイーX（9.6兆）に比べてスギ花粉を99％抑制する速さが4倍で、加齢臭抑制も4倍に進化。アレル物質（ダニの死骸・猫のフケ）は、約6時間で99％抑制する。

　また湿度高め（60％）到達まで従来比14％短縮（プレハブ洋室17畳の場合）する「お急ぎ加湿モード」を新搭載する。