2022.10.07 米IBMが量子コンピューターなどに3兆円 米NY州、助成を踏まえ
スピーチするバイデン大統領(ホワイトハウスの配信動画から)
米IBMは6日、ニューヨーク州のハドソンバレー一帯で、半導体やAIなどの研究開発や製造に、10年間で200億ドル(3兆円弱)を投資すると発表した。半導体補助金法を活用し、量子コンピューター開発の拠点とする計画だ。
バイデン大統領はIBMのCEOと共に、ハドソンバレーにあるIBM施設を視察。「この地域がハブ(軸)になる」と、大規模投資を歓迎した。
ハドソンバレーは元々、産業の集積地で、IBMも拠点の一つとして事業を展開。兵器製造から最新世代のメインフレームまで長年、技術変革を支えてきた。
同州では先日も、マイクロン・テクノロジーが20年間で最大1000億ドル(14兆円強)を投じ、工場を建設すると発表している。
(10日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)