2022.11.18 オリックス・レンテックなどが自動車の燃費改善へ新サービス 3D印刷機活用し風洞実験

車両の模型を造形する3Dプリンター(独ビッグレップ社)

 車両の形状や構造の最適化は自動車の燃費向上を実現する重要課題の一つ。自動車メーカーや部品各社は素材の改良や車体の軽量化を図りつつ、人工的に発生させた空気の流れが車体に与える影響を調べる「風洞実験」を実施し、燃費改善に取り組んでいる。

 オリックス・レンテック(東京都品川区)とパーソルR&D(名古屋市中区)はこのほど、風洞実験サービスの提供を開始した。設計から造形、測定、解析、実験まで一貫して受託するのが特長。従来は工程ごとに協...  (つづく)