2022.11.18 【ルームエアコン特集】ダイキン工業 「うるさらX」Rシリーズ 換気・除湿・加湿量アップ
「うるさらX」23年モデル
ダイキン工業は、ルームエアコンのフラッグシップモデル「うるさらX」Rシリーズ(6畳用2.2kW~29畳用9.0kWまで11機種)23年モデルを11月から発売した。換気量、除湿量、加湿量がさらにアップし、年中快適な空気質を提供する。
うるさらXは、排気換気機能を搭載し不快な熱気・湿気を屋外に排出することで、給気換気と合わせて一年中快適な湿度環境を実現する。排気換気に切り替えることで、室内を換気しながら不快な熱や湿気を屋外に排出することができる。
近年、高気密・高断熱住宅の普及など暮らしや住まいの環境変化に伴い、ルームエアコンに「冷やす・暖める」以外の役割が大きく求められるようになっている。
中でも湿度の高さが夏場の蒸し暑さの原因となる日本では、近年の猛暑などを背景に、より高度な除湿機能へのニーズが強い。
うるさらX23年モデルは、除湿機能がさらに進化し、新除湿制御で気温や湿度に応じて必要な除湿量を小容量から大容量までリニアに制御できる新開発の「多段階電子膨張弁」を、業界で初めて室内機に採用した(「さらら除湿」リニアハイブリッド方式)。
これにより、夏場の除湿量を約20%向上させたほか、外気温度が14度(従来は18度)の涼しい日の快適な除湿運転も可能だ。
冬の乾燥には、無給水加湿により、肌や部屋に快適なうるおいを与える。加湿量も全モデルでアップしている。
清潔機能では、加湿・除湿により発生する水で熱交換器を洗浄する「水内部クリーン」機能や防カビ加工を施したファンを搭載する。
また、室内機に抗ウイルス作用を持つ静電フィルター「抗ウイルスフィルター」を搭載、「ストリーマ空気清浄運転」との相乗効果により、6時間で浮遊ウイルスを99%抑制する(試験機機関=北里化学研究所)。