バンダイナムコエンターテインメントは26日、東京都港区の「MIRAIKEN studio」で「アイドルマスター（アイマス）」シリーズ初のカンファレンス「PROJECT IM@S（プロジェクトアイマス）カンファレンス」を開催した。

　同シリーズは、2025年で20周年を迎えるコンテンツ。ユーザーがプロデューサーとなり、アイドルをプロデュースする。

　第3IP事業ディビジョン・ディビジョン長の田中快執行役員と765プロダクションの波多野公士ゼネラルマネージャー、作中のアイドル天海春香が登壇し、シリーズにおけるIP軸戦略「PROJECT IM@S 3.0 VISION（プロジェクトアイマス サードビジョン）」を発表。田中氏は「ゲーム作品を超えたマルチIP作品として成長させていく」と力を込めた。

　「MRプロジェクト」の新たな取り組みとして、新規アイドルプロジェクト「PROJECT IM@S vα―liv（ヴイアライヴ）」を始動する。

　ヴイアライヴは、ライバー活動を行うアイドル候補生を、視聴者がプロデューサーとして、配信を通じてプロデュースをしながらアイドルデビューに導く、ライブストリーミングを起点とした、新たな“アイドルプロデュース体験"。活動開始は2023年春を予定しており、活動開始に先駆けて、展開の詳細発表を行う配信番組も予定している。

　波多野氏は「アイマスが大切にしてきたことは作品や物語の深さ。それをどう表現するのか議論を重ねている」とし、「各ブランドへの合流や新しいブランド化は未定。プロデューサーと会話しながら考えていきたい」と語った。