2023.01.25 【ネプコンジャパン/オートモーティブワールド特集】ロボデックス JUKI

SE1000

外観検査機「SE1000」出展

 JUKI/JUKIオートメーションシステムズは「ロボデックス(ロボット開発・活用展)」に出展する。

 同展示会では10万CPHの高速実装機RX-8を核に実装統合スフトウエア「JaNets」に連携させた「JUKIスマートソリューション」によるSMT工程の最適化ソリューションを提案する。RX-8は部品サイズ0.4ミリ×0.2ミリ~5ミリ角、高さ3ミリのチップ部品や小型ICなどの極小部品を2つの搭載ヘッドで高速搭載する。

 製造業では人手不足による省人化や生産自動化の要求が多く、高品質生産のための自動化ニーズが高まっていることから、非実装のさまざまな製造業に向けて同社設備による省人化・自動化の提案を進めている。その一環で直進型レーザー技術を有するベンチャー企業のXTIA(クティア、東京都千代田区)との協業により製品化した金属部品の不良有無の検出や寸法などを計測する外観検査機SE1000を同展で主力展示する。

 SE1000は、1200万画素ハイフレームレートCMOSカメラを搭載。高輝度白色三段LED照明と同軸照明を用いることで鮮明な画像を撮像し、検査精度12マイクロメートルの高精度で対象物最大幅600×奥行き590×高さ300ミリメートルまでのさまざまな部品の検査を一台で可能にした。

 SE1000は自動車の金属部品などの不良を高速・高精度な検査を可能にし、検査工程の省人化、効率化に貢献する。

 また自動倉庫も紹介する。AMT工程での活用に加えてプラスチック成型部品、金属部品、宝飾など異業種に展開している。治具の管理に採用されるケースも現れている。自動倉庫はプラスチック成型部品、金属部品など異業種に展開して成果を伸ばしつつある。