2023.01.27 【空質商品特集】パナソニック 家庭用「ジアイーノ」
次亜塩素酸 空間除菌脱臭機「ジアイーノ」F-MV5400
集中クリーンモード搭載 1台4役、悩み解決
パナソニックは、コロナ禍で高まった空気質への関心に応え、高い除菌・脱臭機能を持つ次亜塩素酸 空間除菌脱臭機「ジアイーノ」の提案に力を入れる。
商品戦略にも力を入れる。昨年10月からは、新たに家庭用と業務用2機種の計3機種を加えた。家庭用ジアイーノは新製品「F-MV5400」を加え、合計4機種に充実。ニーズに合わせて、幅広い空気の悩みに応えていく。
昨年10月から発売した家庭用ジアイーノF-MV5400は、「集中クリーンモード」を新搭載し、1台4役で部屋の空気の悩みを解決する。
コロナ禍以降、日常生活で除菌に気を配ることが定着し、在宅時間の増加に伴って汗や体臭、料理に関わる臭いなどが気になる人が増えている。
また、ペットの室内飼いも一般的になり、ペットの排泄物の臭いに困っている人も多い。
F-MV5400は集中クリーンモードを搭載し、一時的に次亜塩素酸の濃度を高めることで、部屋に付着した菌や臭いを通常運転時より集中的に除菌・脱臭する。
例えば、夜に就寝する前に「集中クリーン」のボタンを押すだけで、朝には清々しい空気になる。家族で焼肉をした後に気になる臭いも、しっかりと脱臭できる。
脱臭については空間に漂い続ける臭いの除去(空間臭脱臭)、布製品に臭いが染みつく前にすばやく脱臭(付着前脱臭)に加え、焼き肉などすでに布製品に付着している臭いの脱臭効果(付着集脱臭)も確認し、トリプル脱臭を実現する。
空間臭脱臭では、実際のネコ・イヌのおしっことうんちを使い、排泄物の脱臭効果があることも実証した。
また、「ジアイーノ」は人が多く集うリビング空間で一番使われており、1台で除菌・脱臭・加湿だけでなく、花粉やハウスダストも取りたいという要望があった。
そこで改めて検証した結果、保護エレメント(HEPAフィルター)で花粉・ハウスダストを集じんできることが分かった。
加えて、次亜塩素酸水溶液がトレー内の水の菌を抑制することで清潔に加湿できることも実証した。
さらに、標準運転時の風量を増やすことで、従来機種(F-MV4300)と本体サイズはそのままで、適用床面積約21畳にまで対応し、広いリビング空間などに向いている。
冬など乾燥した時期には加湿「多め」を選べば、加湿量650ミリリットル/時でしっかり加湿する。