2023.02.01 【電波時評】二極化が進む半導体・電子部品市場
半導体や電子部品の需給逼迫(ひっぱく)が指摘されてから久しいが、2023年に入っても問題は解消されていない。一方で最近は一部の半導体・電子部品で在庫が過剰気味となっている。部品企業には、これまで以上に市場や顧客の変化を注視した事業運営が求められる。
世界的な半導体不足問題は、20年の新型コロナ感染症発生後の停滞から需要が急回復する過程で表面化し、既に2年以上が経過した。市場では、半導体のほか一部の電子部品や素材の不足も深刻化... (つづく)