プロテリアル（旧日立金属）は8日、4月1日付の改組を発表した。

　金属材料事業本部に属している4統括部、並びに機能部材事業本部に属している4統括部を、それぞれ事業部とするなど、事業部制に移行する。

　さらに、米国鋳物事業を加えた9事業部を設け、CEO直轄組織とする。

　またモノづくりの横串機能強化では、技術開発本部を再編し、モノづくり技術本部と研究開発本部を設置。世界レベルのモノづくの手法を、全事業部にグローバルに適用する組織構築を打ち出す。

　「グローバルでの成長を加速する全社オペレーションの最適化を実行する」としている。

　9日発表した四半期決算は、売上高は前年比23％増の8477億円。自動車鋳物やパワーエレクトロニクスが増加した。

　（10日の電波新聞／電波新聞デジタルで詳報予定です）