2023.02.13 スマホ梱包など脱プラ加速 京セラはグループ挙げて取り組み バーコード読める透明紙袋も
グループの製品梱包の例
エレクトロニクス、電子部品業界でも脱プラスチックの動きが加速している。
京セラグループは、梱包材のプラスチックのトレイや袋について、紙系材料への置き換えを推進。トレイには、サトウキビ科の搾りかすを成型した素材を採用。端末の収納袋には透明な紙袋へ切り替えを始めている。紙袋上からも、端末のカラーバリエーションの判別や、内部品のバーコード読み取りができる。
加えて、集合梱包で使う封止テープやラベルを紙製へ置き換えるプラスチックゼロ梱包を、今期は3モデルで実施。来期以降開発の携帯電話・スマートフォン全モデルで、プラスチックゼロ梱包を実現する。
グループは「地球温暖化防止・省エネ性」「資源循環性」「環境保全・製品安全」の3テーマを最重要課題に設定。こうしたプラスチックをゼロにする取り組みも、その一環だ。
(14日付電波新聞/電波新聞デジタルで詳報予定です)